やさしいケア
更新日: 2013年5月17日
去る4月24日…
ハグニティ職員に向け、リハビリスタッフの呼びかけで開催された
『やさしいケアを考えよう』の会。
発起人のリハビリスタッフや、介護に携わる職員が以前参加した学習会が
目からうろこの内容だったということから開催されました。
介護される側にとっても、介護する側にとっても、やさしいケアとは?
今回の会に先行し自主的に始まったスタッフ間での勉強会時のこと。
医療職でも介護職でもない私が、介護を受ける側のモデルとして
日常行われているという介護方法を体験させてもらい感じた感想、
それはまず 「申し訳ない…」 という気持ちでした。
私よりあきらかに華奢な職員が、
けれども慣れた手つきで体位を変えてくれる姿は頼もしく映りつつ、
これは体に大きな負担がきているだろうなという…心配と不安。
ご利用者さまやご家族のみなさまは、スタッフに対し
私と同じような想いでおられるのではないかとそのとき感じました。
これが介護を受ける側にとって本当に「やさしいケア」、なのかな…。
自分の中にも疑問がうまれました。
今回、福祉用具の上手な使いこなし方を
人の自然な動きを利用した介護法と合わせてアドバイスくださったのが
アビリティーズ・ケアネット㈱広島営業所 所長 井上 剛 様 です。
写真は福祉用具のひとつ『床走行式リフト』というもの。
福祉機器、ですが
締め付けのないよう体の位置を整えたり、
不安を感じずに済むよう足をリフトの土台に乗せていただいて移動したり、
体を倒していくのではなくベッドの方に迎えにきてもらうなど、
実は…人としての気遣いや配慮が光る、印象的な講習内容でした。
おげんきハグニティは、
これからもいろいろな方に力をお借りしながら
「やさしいケア」について考えていきます。
* tami *